斎藤修の重賞ピックアップ

【10/11ばんえい・ナナカマド賞】青雲賞を評価してクリスタルザイオン

 ここまでのところ確たる主役不在という今年の2歳世代。
 牡馬の最初の特別戦・青雲賞は、外枠2頭、クリスタルザイオン、フジノモンスターがほぼ同時に障害を越え、勝ったから当然とはいえ、最後まで脚取りがしっかりしていたのがクリスタルザイオン。デビュー2戦目こそやや離されての5着があったが、その後に勝てなかった2戦はともに僅差。安定した走りを見せている。
 青雲賞2着だったフジノモンスターは、続く前開催の2歳A-1戦ではゴール前3頭横一線の接戦を制した。それでようやく2勝目となったが、2着は6回。デビュー戦こそ大敗だったが、徐々にレースぶりが安定してきて、7月に悪天候でレースが取止めになって以降はオール連対。連軸として狙うならこの馬かもしれない。
 賞金順1位で唯一10kg増の580kgでの出走となるのがマオノエトワール。3走前には5kg増でも勝っており、その後は勝てていないものの、前走は5kg増でも障害を先頭で越えていた。1頭だけ10kg増は明らかに不利ではあるが、今回は全馬が一気の増量となるだけに、障害を早めに越えれば、他の馬も脚が上がって粘り込む場面はありそう。
 青雲賞3着だったビエイキャノン、青雲賞は7着も続くA-1戦のゴール前横一線の決着ではフジノモンスターの3着だったモンスターオウキ、青雲賞5着からA-2戦を勝って臨むニシオギオリジンらも争覇圏。
 紙一重というメンバーだけに3連単はマルチで、高配当の可能性を狙ってみたい。
 ◎5クリスタルザイオン
 ◯8フジノモンスター
 ▲2マオノエトワール
 △6ビエイキャノン
 △10モンスターオウキ
 △3ニシオギオリジン
 
 ナナカマド賞の出走表はこちら

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斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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