金沢
2026年09月01日
中央戦歴上位サクラドール「夫婦岩特別」(金沢競馬)
月、火曜日の2日間連続ナイター開催で行われている今週の金沢競馬。9月1日(火)は第8レースで争われる「夫婦岩特別」(3歳A1組、金沢競馬場1400メートル)では、中央未勝利戦で善戦していた快速馬が、転入初戦からスピードの違いを見せつけるか注目を集めます。
◎1 サクラドール(牡、中川雅之厩舎)は中央未勝利からの移籍馬で、東京ダート1400メートル戦で2着2回、3着1回と3戦連続で馬券に絡んでいました。未勝利脱出のラストチャンスとなった前走の東京ダート1200メートルでも1番人気に推されましたが、好位追走いっぱいの7着と奮わず地方へトレードとなりました。暑い時季での金沢入りとなりましたが、弾むようなフットワークで追い切り時計をマークしており、動きの良さは目を引いています。最内枠から先手を主張してペースを握ることができれば、待望の初白星に手が届きそうです。
サクラドールの初勝利を阻むのは○6 キングボールダー(牡、加藤和義厩舎)です。転入初戦は初めてのダート戦に戸惑いもあって3着に敗れましたが、その後は3連勝と勢いに乗っています。特に前走の3歳A3組(1400メートル)は他馬に終始マークされながら逃げる厳しい展開になりましたが、食い下がる2着馬を最後まで並ばせずに振り切る粘り強さを発揮しました。その後は暑さも考慮して1カ月半ほどレース間隔が空きましたが、中間には3本の追い切りを重ねて鍛え直されており、引き続き状態はキープできています。サクラドールに食い下がって、直線のたたき合いに持ち込めれば、競り勝つシーンがあるかもしれません。
▲5 ブエノスオプティマ(牝、佐藤茂厩舎)は中央未勝利から金沢入りして、900メートルの3歳B1組で差し切って転入初戦勝ちを飾ると、距離が1500メートルに延びた前走の3歳A3組でも逃げた勝ち馬に引き離されながらも2着をキープして連絡みが続いています。中央未勝利戦で2、3着各1回の実績は、サクラドールにもヒケをとらないもので、1400メートル戦でも決め手の違いを発揮できれば勝ち負けは演じられそうです。
△3 オレンジケーキ(牝、藤田弘治厩舎)は前走の3歳準重賞・石川門カップ(1400メートル)で3着に逃げ粘りました。フルゲートの大外枠からでもダッシュ力の速さで先手を奪い、直線半ばまで先頭を譲らなかったレース内容には成長力を感じました。サクラドールを抑えて今回もペースを握ることができれば前残りが図れるでしょう。
△2 モリノカーニバル(牡、藤田弘治厩舎)は前走のJRA未勝利交流戦(1500メートル)でも8着と金沢入り後苦戦が続いていますが、高知優駿(高知1900メートル)にも出走した実力から侮れない存在です。今回はブリンカー装着を試みる予定で、レースへの集中力が高まれば復調のきっかけがつかめるかもしれません。
(文/中部地方競馬記者クラブ)