金沢
2026年09月06日
自在性武器カネトシエルド4連勝へ「石川テレビ杯」(金沢競馬)
今週の金沢競馬は日、火曜日に行われ、最終レースの発走時間が18時台の薄暮開催になります。9月6日(日)のメインカードは第10レースの2歳馬による最初の重賞「第21回石川テレビ杯」(JRA認定、金沢競馬場1400メートル)になります。10月20日のネクストスター金沢(1400メートル)へのトライアルで、3着まで入れば与えられる優先出走権を巡って、白熱した争いになるでしょう。
◎10 カネトシエルド(牝、中川雅之厩舎)は初勝利がデビュー3戦目の2歳1組(1400メートル)と時間を要しましたが、続くJRA認定スフェーン賞(1400メートル)では4コーナー内から先頭に立って押し切り2連勝。前走の2歳1組(1400メートル)は先手を奪い逃げて、2番手から追走したリュウノアメリカンを最後まで並ばせずにクビ差競り勝ちました。3戦とも違う戦法で勝ち続けている2歳馬はまれで、走るごとに力を付けている印象があります。引き続き追い切りでは前走並みの時計で動いており、今回も自在に立ち回って直線抜け出せば重賞初制覇に手が届きそうです。
○2 ミラクルサリチャン(牝、井樋一也厩舎)は後続を8馬身引き離して新馬勝ちを飾ると、続く2歳1組(1400メートル)は直線外から伸びた2着馬の猛追をクビ差しのいでデビューから2戦2勝とまだ土がついていません。暑さを考慮して前走後は滋賀の育成牧場へ短期放牧に出されていましたが、坂路コースで乗り込まれていたとあって後脚がひと回り大きくなったように映ります。帰厩後もここ目標に追い切りを重ねており、重賞で相手はさらに強くなりますが、非凡な機動力を発揮できれば際どい勝負に持ち込めそうです。
▲6 リュウノアメリカン(牡、加藤和義厩舎)はここまで5戦して2着が3回と勝ち切れていませんが、前走の2歳1組で、逃げたカネトシエルドに3コーナーから食い下がって直線たたき合いクビ差まで追い詰めたレース内容は大きな自信になりました。夏場に入ってからは乗り込み重視の調整が続いていましたが、今回は久々に追い切り時計をマークして気合を入れ直されています。重賞請負人の吉原寛人騎手が手綱を握るのも心強く、待望の初勝利を重賞で飾っても不思議ではありません。
△7 ハジマリノアイズ(牝、加藤和義厩舎)は準重賞・くろゆり賞(1400メートル)を逃げ切って、この石川テレビ杯に駒を進めてきました。初白星を飾ってひと皮むけた印象があり、今回も前走並みの走破時計で駆けられれば、前残りが図れそうです。
△9 スターズオブサワー(牡、佐藤茂厩舎)は、直線内から外へ切り替え、逃げた馬をゴール前でとらえた新馬戦の勝ちっぷりは鮮やかでした。デビュー2戦目で重賞挑戦と楽な条件ではありませんが、カネトシエルドが後続を大きく引き離す展開になるなら混戦の次位争いから抜け出してきそうです。
(文/中部地方競馬記者クラブ)