金沢
2026年09月21日
キュムロンニンバス重賞連勝へ「金沢鼓門賞」(金沢競馬)
シルバーウィークは月、火曜日の2日間で行われる金沢競馬。いずれも最終レースの発走時間が18時45分以降になる薄暮開催です。9月21日(祝・月)のメインカードは第9レースで争われる「金沢鼓門賞」(金沢競馬場1400メートル)になります。昨年から重賞に格上げされて、10月18日に行われる金沢スプリントカップ(地方全国交流、1400メートル)へのトライアルとなりました。勝ち馬に与えられる優先出走権を巡って今年はなかなかの好メンバーが顔をそろえました。
まず注目したいのは◎5 キュムロンニンバス(牡8、金田一昌厩舎)です。春先から2連勝を挙げて挑んだ金沢スプリングカップ(1400メートル)では2着に敗れましたが、約2カ月振りの実戦だった前走の日本海スプリント(1400メートル)で4コーナー外から先団をかわして先頭に立つと、後方から追い上げてきたリュウノブレイクの猛追を振り切って待望の重賞初制覇を飾りました。休み明けでも激走した反動もあってその後は再び3カ月ほどレース間隔が空きましたが、8月上旬から追い切りを重ねて乗り込みは目立っており、仕上がりは良さそうです。今年金沢で重賞4勝を飾っている望月洵輝騎手が今回も名古屋から駆け付けてくれるのは心強く、引き続き1400メートルが舞台なら好勝負が期待できそうです。
○7 サクラトゥジュール(セン9、中川雅之厩舎)は転入初戦のA1級二組(1700メートル)で後続を6馬身引き離す圧勝劇を演じたことから、前走のイヌワシ賞(2000メートル)でも2番人気に推されましたが、好位追走いっぱいの6着でした。最終3コーナーで失速したことから距離が長かったようで、今回は中央の芝GIIIで2勝を挙げた短距離に切り替えてきました。引き続き追い切りではダイナミックな動きを見せており、逃げた馬を前に見ながら好位からレースを運べれば、底力の違いで直線抜け出しが狙えます。
▲1 ハクサンパイオニア(牡6、加藤和義厩舎)は昨年のこのレースの覇者で連覇がかかります。7月に行われた百万石かがやきナイター賞(1400メートル)を逃げ切って重賞3勝目を飾り、前走は名古屋のベイスプリント(920メートル)に遠征して、勝ち馬に引き離される苦しい展開ながらも、直線たたき合って2着は死守しました。夏場に遠征したダメージもなく、中間には2本の追い切り時計をマークして元気いっぱい。今回も先頭を譲らず直線に突入することができれば驚異の粘り腰を発揮して際どい争いに持ち込めそうです。
△2 パンテレリア(セン7、井樋一也厩舎)は中央2勝馬で、暑さとともに動きが良くなり、目下5連勝と勢いに乗っています。前走後に蕁麻疹を発症したため1カ月半ほどレース間隔が空きましたが、8月中旬から4本の追い切り時計をマークしており、ブランクは感じさせません。重賞初挑戦になりますが、格上馬相手でも好勝負できれば大きな自信になります。
△3 トゥルーバローズ(セン8、加藤和義厩舎)は6月に高知から転入してきてまだ白星こそありませんが、3走前の百万石かがやきナイター賞で4着に敗れた以外は馬券絡みを外していません。逃げるハクサンパイオニアに終始食い下がっていければ、好位からの流れ込みがあるかもしれません。
(文/中部地方競馬記者クラブ)