金沢
2026年09月29日
転入条件に恵まれたマッスルバック「金沢甘えびプチ贅沢ランチフェア特別」(金沢競馬)
月、火曜日の2日間連続で行われている9月最終週の金沢競馬。9月29日(火)は最終11レースの発走時間が18時40分の薄暮開催となります。第10レースの「金沢甘えびプチ贅沢ランチフェア特別」(B1級一組、金沢競馬場1500メートル)は中央2勝クラスからの転入馬、今季まだ連対を外していない好調馬、A級からの降級馬が入り混じる激戦ムードとなっており、この日一番の熱戦になりそうです。
まず注目したいのは中央2勝クラスから転入してきた◎10 マッスルバック(牡5、井樋一也厩舎)です。2歳冬に中山ダート1800メートルで未勝利を脱出し、4歳春に福島ダート1700メートルを好位から抜け出して2勝目を飾りました。その後美浦から栗東へ転厩もあって2勝クラスに上がってからは着外続きでしたが、前へ行く先行力を兼ね備えていることから地方の小回りコースは合いそうです。追い切りでそれほど早い時計は出していませんが、機敏な身のこなしを見せています。中央2勝の実績でB1級からのスタートは条件に恵まれた印象があり、逃げた馬を外目からマークしてレースが運べれば直線抜け出しが図れそうです。
○1 ケンロクシャルモン(牡4、金田一昌厩舎)は数少ない地元デビューの生え抜きで、昨年12月から9戦連続で連絡みを外していません。特に4コーナー内を突いて先頭に並び掛け、直線競り勝った2走前のB1級三組(1400メートル)の勝ちっぷりには成長力を感じました。暑さを考慮して夏場は乗り込み重視の調整が続いていましたが、今回は中間にしっかり追い切り時計をマークして順調ぶりがうかがえます。今後A級入りを目指すためにもさらに連勝を伸ばして弾みをつけたいところでしょう。
▲2 エルオレンス(牡4、佐藤茂厩舎)は2走前のA2級b組(1400メートル)でも2着に逃げ粘ったスピードから、2カ月ぶり実戦となった前走のB1級一組(1400メートル)でも1番人気に推されました。しかしゴール手前で後方から伸びてきたスナドケイとハクサンハナビに捕まってしまい3着でした。敗れはしましたが、後続を引き離して4コーナー先頭で回った時にはそのまま押し切る勢いだっただけに、ひとたたきされたことで馬体が絞れてくれば反撃は必至です。
△5 スナドケイ(牝4、加藤和宏厩舎)は同じ前走のB1級一組で直線一気の差し切りを決めて、末脚不発で5着に敗れた2走前のA2級a組(1700メートル)からの巻き返しに成功しました。現状では1500メートルまでならシャープな末脚が発揮できるようで、先手争いが激しくなるなら再び出番が見込めます。
△11 ミンナデガンバル(牡4、鋤田誠二厩舎)はA2級a組(1700メートル)でも馬券に絡んでおり、B1級にクラスが下がれば素質上位の存在。これまで4勝を挙げている1500メートルは歓迎で、マッスルバックと並んで先行できれば流れ込みが図れそうです。
(文/中部地方競馬記者クラブ)